認知症 意識したきっかけは何だった [2022/03/03]

■■■初めての方はお母さんの目次をご参考に■■■

先日　「2022/02/18　食事の用意」で、母がいつから食事の用意をしなくなったのか？を考えてみました。そのことだけが、「認知症」と向き合うきっかけだったのかな？と思います。

2008/08/11　妹家族と別府へ　途中のドライブインにて

それ以外は、単なる「物忘れ」程度にしか考えていませんでした。

いまから思い起こしてみても、それ以前は「認知症」については全く考えていなかったように思います。それに、そのころは「認知症」とは云わず、「痴呆」などと言っていたのです。それも随分と認識がなかったのだなあ、と思わずにはいられません。

またその時の年表を出してみますが、、
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2006年 私48歳 母75歳 退職 フリー契約
2007年 私49歳 母76歳        フリー契約
2008年 私50歳 母77歳        フリー契約
2009年 私51歳 母78歳
2010年 私52歳 母79歳
2011年 私53歳 母80歳 母動脈瘤手術、退院後介護開始
2012年 私54歳 母81歳 母動脈瘤手術、脱腸手術、介護[要支援2]
           、認知症、デイサービス開始
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2020年 私62歳 母88歳 母死去
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2006年に私は会社を退職しました。その時は母は75歳でしたが、高齢者とは思ってもいなくて、というよりも母については何も考えていなかったのでしょうね。ましてや、”介護や認知症”などということは、おくびにも考えていませんでした。

2008年、翌年の2009年には、夏になれば妹家族も里帰りしてくれたこともあって、まだまだ大丈夫、というか”介護や認知症”に至る考えは毛頭ありませんでした。それに、そのころの写真にはほとんど母は写っていませんしね。

それが現実化してくるのが、2011年の動脈瘤の手術で入院したころからですね。　→　2011年6月　大動脈瘤ｽﾃﾝﾄｸﾞﾗﾌﾄ挿入手術その１

普段は何気なく過ごしているけれど、いざ病気などで入院とかすると、、途端に大きな現実に引き戻されるんですね。でも、それで母のことを見つめ直すいいきっかけになったと思います。

「お母さん、今まで放っておいてごめんね。それからの介護で、その分を返せたのかしら。いやいや、まだまだ足りないよね。お母さん！」



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