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2019年7月下旬 スキンーテアって何? [認知症と病気と介護]

87歳です。■■■初めての方はお母さんの目次をご参考に■■■

7月下旬でした。そろそろデイサービス施設の「夏祭り」も近づいている頃です。そんな時に右手に思わぬ傷ができたのです!

◆7月25日(木曜日)
今朝起きた時に、右腕に「腫れ」が出ていて肘が少し赤いのです。母は「痛い!」と言っています。何だこれは?! 右腕を下に敷いて寝ていたから?と思っていました。たぶん時間経てば元に戻るだろうと、、。

その後、時間経って(朝食後かどうか覚えてない)腕を見ると、腫れはひいていますが、赤いところに水膨れができています。何?火傷みたいな、、そして皮が破れて血が出てきました!!
えっ、一体何!![がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]

IMG_20190726_072251829.jpg
こんな状態です!

ーーー お母さん、痛いよね。 ---[もうやだ~(悲しい顔)]


応急処置としてガーゼで包み絆創膏を貼り包帯をしました。いやいや、何だ?

処置した後は母はケロっとしています。もう痛くもないのかな。そのままデイサービスへ行かせましたが、スタッフにはこの件を告げて、替えのガーゼや包帯などを持たせました。たぶん風呂には入れないだろうことも告げました。(と、思います。)

よし明日病院行こう!

デイサービスから帰って来てからは、特にその傷にことは書いてありませんでしたが、たぶん状況は変わってないでしょう。でも母は様子がいつもと変わりません。もう傷のこと忘れているのかな?

そして夕食後ですが、また障子をビリビリと破くのです。もう、何でかなー。[ちっ(怒った顔)]

でも、傷は痛くはない、ということなんでしょうかね。(^^;



◆◆◆
翌日、皮膚科へ行って処置をしてもらいました。

何故こうなったのか原因がつかめないので聞いてみると、医師も「ただ”傷”ができたとしか、、」だと。えーっ原因がわからない? そんなこたあ、ないだろう。(と思いましたが、、)

同じような症状が無いのだろうか? んー、感染症かと思ったが、それはないみたい。

そのまま病院を後にしました。この当時は私は調べもせずに、そのまま毎日手当をして、経過を見ていただけでした。


さて、今現在この「傷」について調べてみると、、、

「スキンーテア」(skin Tear)

という、高齢者の四肢に発生する外傷性創傷で、

「摩擦・ずれで皮膚が裂けたり、はがれたりする真皮深層までの皮膚損傷(部分損傷)のこと」

、、というものがありました。

その傷の写真などを見ると、確かに似たような症状です。(寝た切りで床ずれの場合も、似たような傷)

○○○スキンーテア発生リスク要因は?
△低栄養
△皮膚が乾燥している
△皮膚に紫斑が多数ある
△浮腫がある
△水疱がある
△長期間ステロイド・抗凝固剤の使用
△抗がん剤の使用
△放射線治療をしたことがある
△透析している
△屋外で作業することが多かった(農作業など)
、、とあります。

○○○スキンーテア発生の具体例は?
△手足がベッド柵に擦れて皮膚が剥けた
△医療用テープをはがす際に一緒に皮膚が剥がれた
△車いすやベッドなどに移動時フレーム等に擦れてやぶれた
△リハビリ時に身体を支持していたら皮膚が裂けた
△体位変換時に身体を支持したら皮膚が裂けた
△更衣時に衣服が擦れて皮膚が裂けた
△転倒、ベッドから転落時に皮膚が裂けた 等が挙げられます。
、、と、書いてありました。

うちの母の様子から見て、「水疱がある」状態があったので、これかな?と思いました。でも、どこかに擦れて皮膚の皮が剥けたんでしょうか? ここ最近はそのような事はありませんでした。私が知る限りでは。

デイサービスで? とも思いましたが、火曜日(前回)休んでいて数日空いていますので、これはないでしょう。では、うちしかないのですが。ここ最近はベッドから落ちたり(落としたり)したこともないし、移動時に体を力いっぱい掴むこともないです。しかも右腕のこの部分は特に触っていませんし。んーむむ。(--;

その時、前回の「2019年7月中下旬 介護の日常は その1」で母を起こす時に腕を引っ張って、、という件がありましたが、これは左手なのです。今回傷ができたのは右手でした。んーむむむ。(--;

全く考えつかないことです。でも、この症状自体はこの「スキンーテア」と言われるもののようです。ならば、病院の医師も「こういうもの(スキンーテア)があって、それではないか?」と言ってくれればいいのに。であれば、悩むようなことはなかったのになあ。

いや、待てよ、もしかすると「虐待でもあったか?」などと考えて口を濁したとも考えられるな。(--; いや虐待ならば病院には行かないだろう。[ちっ(怒った顔)]

いやーもう今の時点では真相はわかりませんが。

高齢者の皮膚はかなり弱くなってきているんですね。その後は、もう同じような症状は出ませんでした。


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