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019年7月下旬 介護の日常は その2 [認知症と病気と介護]

87歳です。■■■初めての方はお母さんの目次をご参考に■■■

昨日、日常の介護の様子を書いてみました。朝起きてから着替えまで終わりました。次は朝食の様子からです。


◆◆◆(介護の日常は その2)

着替えが終わった段階では、ベッド横に座っています。この位置ではTVが見にくいのでベッドの下の部分(つまり足の側)へ移動します。

母を立たせて、向かい合ったままの姿勢で母の背中へ手を回し、母は私の腕をつかむのかな? そして私は後ろへ進み、母は前へ移動します。そうやってベッドの下の方へ移動します。たった数歩のことですがね。(^^; こうやれば母も問題なく歩くことができました。

食事では、もう丼かワンプレートでやっていて、スプーンで食べていたと記憶しています。この食事中の写真があまり無いんですよね。

味噌汁のような汁ものは、スープを入れるお椀でやっていたように記憶しています。これだとお茶椀のように倒すこともないですから。

食事している時は、母の横に小さいテーブルを置いて私もそこで食べていたようです。しっかり見守っていないと、いつ食器をひっくり返すか冷や冷やしていましたね。こういうところは、だんだんと介護での最終段階に来ていたんじゃないかな、、、。

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このように、母の前に小さいテーブル置いて私も食べていました。

そして座っているだけだと、安定感が無いというか、しんどいだろうな、と思ってクッションを置くようにしていました。このクッションは今ではもう捨ててしまってありませんが、ビーズクッションで好きなように形を変えられます。これを背中に置いて、よっかかれるようにしました。それと、右の腕の下に枕を置いて、これはアームレストってことですね。

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このようにビーズクッションを背中に置いて、右手脇下に枕を置きました。


さて、食事が済んでしばらくすると、うつらうつら、、と居眠りが始まります。
私は妹と違って「しゃべる方(ほう)」ではないので、母もやることなく、寝てしまうんでしょうね。

そしてテーブルの上に頭載せて寝てしまうので、枕を置くようにしました。ところが、今度は「よだれ」」をするので、カバーを付ける様にしました。

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このまま寝ています。(^o^

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なので、こうやってカバーをつけた枕を置くようにしました。ハハハ、可愛らしい!(^p^

このまま、何とお昼までずっと寝ているのです。

この後は昼食、そしてまたお昼寝、よー寝るわ。だから、夜は眠れないんですよね。(--; 


天気がよければ、午後からはドライブに出かけたり、近所の公園まで散歩したりと、とにかく体を動かすことを心掛けていました。

ドライブは、いつも宛もなく彷徨うだけなんですが、時折は目的を持って行くこともありました。

そうして帰ってきてから、所定の位置に座ると、またもや居眠り、、、。もうほとんど食べない以外は寝ていると言っても過言ではありませんでした。(--;

これも今思えば、段々と体力が落ちてきたんでしょうね。


そして夕食、そして朝の準備と同じことを、夜寝る前の準備として行います。そして、着替えて寝るのです。

まあ、たったこれだけなので、これといって医療的な介護はなくて、日常生活の補助的なものばかりでした。


ああ、そうそう、医療的といえばありました。それは「酸素」のことです。

「テイジン」から貸与されている「酸素供給装置」と「酸素ボンベ」それに酸素ボンベを携帯できる歩行器と、キャリーです。それから、SPO2(酸素飽和度測定器)もありました。

これらは、今までブログ中でも色々と書いてきましたので、ここで特には書きません。

でも現在コロナの件で、この機器について一般の関心が高まったと思います。SPO2は品薄だと聞きますし、酸素供給装置は自宅療養でも必要かと言われているほどですし。私も、母が喘息でなければ、こららの機器の存在自体も知りませんでした。

最後に「排泄」「お風呂」がありますが、これもブログ中で時々書いてはいますが、より詳細に、、。

先ず排泄、トイレに行って便器へ座るまでは朝の準備と同様です。オシッコも排便もお尻を拭くのは、既に私がやっていました。排泄が終わると、母を立たせた状態で「お尻ふき」という濡れぞうきんのような製品があるので、それを1枚づつ持ってお尻(つまりアソコ)を拭くのです。オシッコの時は1枚で充分でしたが、排便の時は、まあ固さにもよりますが数枚から十数枚必要でした。

ブログにも書きましたが、この時の感触は、柔らかくて何とも言えない感触で、もう愛おしいと思えるほどでした。(^o^

終われば、この立たせた状態でオムツ、ズボンを上げて完了です。


「お風呂」は、この頃はもうほとんど自宅では入っていませんでした。入るのはデイサービスを休んで数日経っていた場合だけだったと思います。なので年に数回かな、、。

でもお風呂に入る時には、ちゃんと歩けていました。これが完全に歩けない状態だったなら、もう入れてあげることはできなかったでしょう。よかった、と言えばよかったんですかね。(--;


洗面所には、椅子が置いてありました。先ず母をここに座らせて上半身の服を脱がせます。そして母を少し立たせて、ズボンとオムツを下げます。そしてまた椅子に座らせます。あっ、その前にお尻が汚れているかもしれないので、新しい尿パッドを椅子に敷いてそこに座らせます。そして全部脱がせるのです。尿パッドが汚れていれば、新しいものに交換します。


さて、母を立たせて浴室の扉を開けて、母を介助しながら浴室へ入ります。ゆっくりとね。そして既に手すりを装着しているので、手すりを持たせて(母は壁を向いて、母の右側にバスタブがあり、バスタブと平行に立っています。)右足からバスタブへ入ります。そして左足も、ヨイショっと持ちあげてバスタブへ両足入ればもう大丈夫です。ゆっくりと体を沈めめて、「あー、気持ちいい。」と母は言うのです。(^o^


そこから10分ほども入っています。時々「まだね。」と聞きます。「もうちょい。」

バスタブから出る時は、先ず手すりを持たせて左足から出ます。そして右足を出す時が一番力が要る時です。母の身体は濡れているので滑りますが、何とか抱きかかえるようにして、ヨイショっとバスタブから上がります。そして介護用品の風呂用椅子に腰かけさせます。はーきつい。

先ずは髪を洗います。次に体を洗います。もうこれは特に介護というよりも、まあ普通にやってあげることのように思えるので、あえて書きません。


そして、またバスタブへ入って暖まったあとに出て、洗面所へ戻ります。バスマットは珪藻土マットを使っていました。昨年アスベスト問題がありましたが、うちの製品は問題ありませんでした。この珪藻土マットの上でバスタオルで全身を拭きます。そして、この立ったままの状態で尿パッド、オムツをはかせます。そして椅子に座らせて、ズボンをはかせます。上半身も服を着せます。そして髪をドライヤで乾かして、完了。


◆◆◆◆◆◆◆◆
と、まあ、こんなところでしょうか。


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