2021/12/06 母に甘えたい？

ちょっと思いついたことを。

私は母を介護してきましたが、実は母に甘えていたのではないか？
そんなことを思うようになりました。


2015年11月8日　やよいの風公園にて

何か考え事したり迷ったりした時に、すぐに「お母さん、どうする？」って思うのです。でも、介護している期間や、それ以前でも母に何か聞くということはありませんでした。

それが、今亡くなった後では、いつもそう思い浮かべるのです。何でしょうかねえ、これは。

それを考えてみると、「母に甘えたい」ということではないのか？　えっ、そうなのか！　もう私は63歳の年金生活の爺なんですがね、、。(^^;

そして考えてみると、母が居なくなって、実は母が、心の拠り所である「よすが」であったか、と思い至ったのです。でも、生きている時はそんなことは考えもしませんでした。私は、母のために介護をしているんだ、と思っていたのですからね。

それで、生きている時も、実は母に甘えていたのではないか？　と、思うようになったのです。



今でも、いつも居る居間では母の写真をあちこちに置いています。→　お母さんが一杯、でも他人から見たら

食事やＰＣを触る時のテーブル横には、お気に入りの母の写真を掲げています。そして、ほとんど夕食の時ですが、終わったら「お母さん、今日もおいしかったよ、ありがとう！」と写真に向かって言うのです。これも、誰か他の人が居たらやりませんし（当然）、妹が居てもやらないでしょうね。

でも、思わず口をついて出るのです。それだけ、お母さんに言いたいんですね。

ああー、お母さん！



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