2017年12月下旬 この年最後です。

母86歳です。認知症が進み、思わぬ展開を見せる母でした。ですが、そんな様子も受け入れて母と二人で平穏に過ごしていました。
■■■初めての方はお母さんの目次をご参考に■■■


2017年3月ごろ退院した時期

◆12月23日（土曜日）
午前1時ごろ目が覚めると、母はまだ起きていました。その後、私は眠ったようで母から「○○、○○（私の名前）」と私を呼んで起こします。何事か！、見てみると、布団をはだけて寒そうにしていました。

可哀想に。布団をキチンとしてあげて寝かせました。そしたら、すーっと寝たようです。

午前6時頃に起きてみると、カニューラをはずして寝ていました。手は布団から出して冷たくなっていたので、布団へ入れてあげました。

この日はデイサービスへ行く日ですが、日記にも施設ノートにも記載がありません。行かなかったんですね。起こそうとしても、起きなかったんでしょうかね。

◆◆◆
その後、私は買物に出ました。買物は午前中に済ませます。

それまでに母を起こして、トイレ、オムツ替え、洗面、歯磨きや入れ歯装着、それから着替えなどを終えて朝食を済ませたと思います。

そして、買い物から帰ると、母は「家に帰る」と言って、洋服を出して用意している最中でした。

それを見て、すこしカッとなって、、

私「そんなに家がいやなら老人ホームに入れば？」
母「ここにいたい！」

いろいろあってやっと落ち着く、、、と書いてありました。

これで、2017年の日記は終わっています。

◆◆◆
思い起こせば、２月ごろに急遽入院して喘息が悪化し、在宅酸素になりました。入院のころから、「眠れない」状態が起きて退院後もそれが起きるようになりました。そして、徘徊というか外へ出て行くことが増えました。

だんだんと認知症が進み、体調も落ちてきています。妹は１年に一度しか会わないので、毎回「老けたね。」と言います。私は毎日接しているので、その変化には気づかないのです。

でも、今こうやって振り返ってみると、年を経るごとに母の老化が進んでいるのがハッキリとわかります。

この先、もっと認知症が進み、老化も進んでいきます。それでも、当時の日記にはあまり悲壮さはありません。気づかなかっただけですかね。


－－－　お母さん、まだまだ元気でいてね。　－－－

いつもありがとうございます。



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