徘徊 その１（まとめ）

母の徘徊は2016年ごろから現れました。徘徊は認知症によるものです。
「その理由は、私たちが歩き、外出する理由と全く同じものなのです。」と言われています。

母の徘徊の様子を見てみると、
・家に帰る
・誰かに会う
・衝動的（何か急な用事？）に外へ出る
などの理由がありました。

2016年3月ごろ　芥屋にて

でも母は足が弱いため遠くへは行くことが出来ず、しかも母が家に居る時は私も常に居たので未然に防ぐことができたのでした。ただ寝て居る時に外へ出ることもありましたが、閉める音などで必ず私は目が覚めましたので、これも未然に防げました。

今から考えれば、玄関にもう一つ鍵を取り付けるなどの対策をとっておけばよかったかなと思います。たぶん当時もそう考えていたと思いますが、予算などの面でやめたんじゃなかったかな？

外へ出てしまった時には、そのまま歩かせていました。すぐに疲れて立ち止まるのはわかってましたから。でも、できれば戻ってほしいと思ってもいましたね。

そういうことで、2016年6月から2019年2月ごろまでの2年半ほどはかなり大変な時期でしたが、過ぎてみるとその大変さは忘れています。大変ではあるけれども、母は年を経るにつれて可愛らしさも倍増して、私にはとても癒されてきましたので。

2019年3月には更に足腰が弱くなり、家でも車椅子の生活になりましたので、物理的に徘徊は無くなりましたね。

次回より、より詳細に書いていこうと思います。

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