粗相 その２（まとめ、外出時）

粗相の回数は2011年から2020年までの10年間で、
大便失禁６９回、尿失禁４４回です。

2011年  便失禁  5,  尿失禁  1,  計 6
2012年  便失禁  9,  尿失禁  0,  計 9
2013年  便失禁  7,  尿失禁  3,  計10
2014年  便失禁  8,  尿失禁 10,  計18
2015年  便失禁  9,  尿失禁  8,  計17
2016年  便失禁 12,  尿失禁  8,  計20
2017年  便失禁  1,  尿失禁  7,  計 8
2018年  便失禁  8,  尿失禁  3,  計11
2019年  便失禁  9,  尿失禁  4,  計13
2020年  便失禁  1,  尿失禁  0,  計 1

回数で見てみると2011年から増えて2016年が一番多くなり、少し減ってきたように思えます。

最初のころ、そう2012年のころは汚れたオムツを自分で捨てに行ったり、隠したりといったことが多々ありました。

2014年ごろには寝ている時に尿失禁したりすることもありました。自分で捨てたり隠したりすることはこのころまでのようでした。

そのころ私が２階で洗濯物干していたら、１階で（しかも外だろう）大きな音がしたので、慌てて降りてみると、台所勝手口の扉の外にコンクリートの上がり台があるのですが、そこから倒れて地べたに横になって倒れていました。左足爪から出血、他擦過傷などなど、、急いで皮膚科を受診しましたが傷の処置だけで、整形外科に行ってレントゲンも撮った方が良いとのことで、そちらも受診してみると時に異常はありませんでした。
まったくなあ、、

そう言えばこのころは自分独りでトイレに入っていたんですね。オムツの替えも自分でやる。汚れたオムツはすぐに捨てられるようにバケツを置いているのですが、やはり恥ずかしいのでしょうね。そういう気持ちがあるのは、まだ認知症としては軽い方だったんでしょう。この後にはもう恥ずかしいという気持ちはなくなりましたからね。

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また外出時に大便失禁することが４回ほどありました。
2012/08/20
大学病院へ認知症の受診の時です、待ち時間の間におトイレに行きました。このころも独りで行っていたころです。帰りが遅い！　やはり大便をおもらししたとのこと。その時は気づかなかったのですが、診察室へ入って椅子に座った時にズボンが汚れているのに気づき、慌てて医師や看護師に平身低頭で謝りました。医師は気にしなくていいと言われましたが、相当まいりました。

そのあとお母さんを連れて病院の玄関から外へ出して「ちょっと車取ってくる」そして車を横づけにして「まだ座らんどいてね」売店でオムツを購入してシートに敷いてお母さんを座らせて家へ帰りました。このころから外出時には替えオムツと濡れティッシュなどが必要だなと痛感しました。


2013/08/11
近所の大型スーパーへ行った時にトイレに行くというので待っていると長い！、、やっと戻ってくると「ウンコした」とのことだが、臭い！　急いで連れて帰って着替えさせました。


2015/02/20
かかりつけ医の受診時に待ち時間にトイレに、これも長い！、、気になって覗いてみると、あーあ、、また大便を便器などにべっとり、、呼出しボタンを押して看護師が来られて、「はい大丈夫ですよ」と言われ便器やさらにお尻までキレイに拭いてくれたのです！　いやー頭が下がりました。


2017/12/11
妹が帰ってきた時のことです。大型スーパーへ買い物に行って、妹が母の車椅子を押していました。おトイレというので妹が「私が連れていく」と言って、何も考えずに買い物をすませ待っていると、長い！！　　
もしや！！、、トイレ（多目的トイレ）へ行くと誰もいない！、あれっ！　もしや、女性用トイレで叫んでみると妹の声が、、ちょっと躊躇しましたが中へ入ってみると妹が便器をトイレットペーパーで拭いている所で、
「多目的トイレに誰か入ってたんで、こっちへ来たら汚して云々、、アンタ入って来たらいかんよ！」
「何言ってる、緊急事態やろうが！」
他のお客さんがビックリしていましたし、「男が！」と叫ぶ方も。

あーあ、一言いっておくの忘れていました！

どんなに時間かかっても多目的トイレ以外でのトイレはしないこと、オムツ履いているんだから間に合わなくても平気。それより車椅子で普通のトイレは絶対無理。

いろいろ教訓になったことです。

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